こんにちは、timshaw9です。

まず初めに私の好きな名言の1つをご紹介します。

If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his language, that goes to his heart.

もし相手の理解する言語で話したら、その言葉は相手の頭に届く。もし相手の母言語で話したら、その言葉は相手の心に届く。

これは、南アフリカ共和国の政治家「ネルソン・マンデラ」さんの名言です。

留学などをしているとこの名言にとても共感できます。

さて、先日私はこの名言の言葉を少し借りて、こんなツイートをしました。

機械翻訳がここ数年でとても進化しましたが、まだまだ人間味に欠ける訳文が多いですよね。

なので「心に届く人間味のある翻訳をする」という目的で、まだ言語学習をする意味があると私は思っていました。

このブログで例えれば

理解さえできれば良い長文記事の翻訳 → 機械翻訳
アピールポイントである短い自己紹介欄や題名など → 人間翻訳

みたいな感じです。機械翻訳と人間翻訳の良いとこ取りですね。

しかし、今日こんなツイートを見かけました。

要するに「3年後には機械翻訳も、心に届く翻訳をし始める」ということです。

この記事を見た後、私は再度「自分にとって今言語を学ぶ意味とはいったい何だろう?」と考えました。

まあぶっちゃけ趣味で言語を学ぶだけでも十分意味はあるのですが、やはり実際に使えないと楽しくないですよね。

そこで私は自分の得意分野である イスラム教と言語学習 を掛け合わせて、言語を学ぶ意味を再度考えてみました。

ムスリムにとってのアラビア語

イスラム教ってなんかアラビア語のイメージが強いですよね。

それは事実で、ムスリムの人生はアラビア語で始まってアラビア語で終わります。

ムスリムの指南書であるコーランは全編アラビア語で書かれており、全世界のムスリムがアラビア語で読まなくてはいけません。

又、1日5回のお祈り中もひたすらアラビア語を呪文のように唱えます。

なのでムスリムにとって「アラビア語を正しく発音する」ことは必須なのです。

これは機械翻訳が体内に埋め込まれない限り、自分で発音するしかありませんね。

まあ正直これって暗記作業なのですが、それもれっきとした言語学習です。

なぜムスリムはコーランを読むのか

先ほど「ムスリムはコーランをアラビア語で読む」と書きましたが、そもそも何でムスリムはコーランを読むのか。その理由を説明します。

「コーランを読めば読むほど、死後の世界で良い生活ができる」

なので、国語辞典サイズの約600ページもあるアラビア語がギッシリ詰まったコーランを、全て暗唱している人が世界中には沢山います。

スゴイですよね。私なんかまだ5ページ分位しか覚えていません。

ムスリムにとってコーランを読むのは、お祈りと同じくらい大切な事なんです。

まとめ

ムスリムにとっては、まだ言語学習をする意味がある。

では良い1日を。Assalamu’alaikum!

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